嘘の日記

フィクションたまに事実

2018年3月1日

期間限定の恋をしている。終わりがわかってる。でもそれは気持ちの終わりではなくて、時間の終わり。有限の時間。タイムリミットが見えている。

でもそれはそれでよくって、良いって思えちゃうってことはあんまり深入りしてないのかもしれない。でもほんとに好きだよ。嫌なところ沢山、指折り数えられるくらいはたくさんあるけど、やっぱり会いたくなってしまう。これって恋ってやつだよね?ほんのちょっとの蜜の味で、しょっぱいところはなんだかどうでもよくなってしまう。これ、恋ってやつだよね。盲目的な。

彼に恋してるのか恋に恋してるのかわかんないとか言ってた頃もあったけど、一周回ってまたそのことを考えてる。

だって人肌恋しくないと、恋なんてしなくない?手を伸ばせば届くところにぬくもりがあったら、そのぬくもりのこと好きになっちゃうよ。これってほんとの好き?嘘の恋?本当の恋ってじゃあ、何だろう。

擦り減らない恋なんて恋じゃない。それならわたしは心を痛めて生きてたい。期間限定、タイムリミットがきたら、どんな気持ちになるだろう。今は好きな人に触れる日々を大切に大切に走り抜ける。永遠なんて少しも感じられない恋をしている19歳のわたしを、わたしは愛おしく思います。