嘘の日記

フィクションたまに事実

2017年9月1日

世の中では新学期が始まって新しい秋が来た。紅葉のことを考えるとちょっと嬉しいな。わたしの秋の思い出は短いスカートと大きめのセーターと共にいつもいつも綺麗だ。肌寒くてかつお日様の光が目視できるような秋。芸術と食欲。やや運動。

日が短くなるのだから活動ペースを早くしなければならない。恋人は電車に揺られている。わたしはうかうかしている。こうやって人間の密度に差がついていくんだろう。

すかすかの脳みそは嫉妬とかの黒っぽいやつで簡単に埋まって重くなる。